■2015/2/27 後藤浩輝騎手亡くなる 落馬事故多く長期治療明け復帰後再び落馬も
■2015/6/10 岩田康誠、後藤浩輝の落馬事故で「あんなやつ、落としたったわ」
元記事の主な話は、武豊不調の原因 エージェント制、社台、アドマイヤの近藤利一で書いています。ここでは別の話。
-----引用 ここから-----
藤田伸二騎手「武豊を潰したのは社台とアドマイヤ」(1)岩田と福永の騎乗にダメ出し | アサ芸プラス Posted on 2013年6月13日 9:59 AM
〈もし、昨年のレース中、後藤が落馬した事故で、俺がそのきっかけを作った康誠の立場だったら(中略)自粛もせずに乗りつづけるなんて、絶対にできない〉
昨年5月6日のNHKマイルカップ(GI)で、岩田康誠(39)の騎乗馬が斜行し、進路を塞がれた後藤浩輝(39)が落馬、頸椎骨折の重傷を負った。栗東トレセン関係者が言う。
「岩田が『あんなやつ、落としたったわ』と発言したといいます。さすがにそれはないやろ、と騎手や関係者の間で話題になりましたが、藤田はそれを言いたかったんじゃないかな」
http://www.asagei.com/14126
-----引用 ここまで-----
いや、これひどいですね。"騎手や関係者の間で話題になりました"なので、本当の話なのでしょう。
制裁や騎乗停止は揉めがちで正解はないのですが、納得行かない裁定は増えた気がします。以下のような話もありました。
-----引用 ここから-----
藤田伸二騎手「武豊を潰したのは社台とアドマイヤ」(4)JRAこそが犯人だ | アサ芸プラス Posted on 2013年6月20日 9:59 AM
諸悪の根源たるJRAに対しては、制裁や騎乗停止などをジャッジする裁決委員のレベルの低さも嘆いている。彼らは一度も競馬をしたことのない素人だ、と。競馬解説者の東濱俊秋氏もこれに賛同する。
「6月2日の安田記念(GI)で勝った岩田騎乗のロードカナロアがダノンシャーク(3着馬)にぶつかったのに10万円の過怠金だけ。あれはひどいと思う」
残り200メートル付近で岩田の左鞭に反応したロードカナロアが右に斜行してダノンシャークと接触し、再度の左鞭でまた接触。後ろから追い上げていたショウナンマイティ(2着馬)も玉突き的に外に振られた。東濱氏が続ける。
「あれは明らかに岩田の“確信犯”ですから。降着するしないではなく、もっと厳しく注意しないと。少なくとも審議なしというのはおかしいし、こういう乗り方を認めたら、そのうち必ず事故が起きると思いますよ。何しろ主催者のJRAが裁いているわけで、例えるなら、東京ドームの巨人×阪神戦で巨人の職員がストライク、ボールを判定するようなもの」
http://www.asagei.com/excerpt/14136
-----引用 ここまで-----
最後のたとえはどうかな?と思いますが、変な審議結果が多いというのは私も不満で、納得できません。
■2015/2/27 後藤浩輝騎手亡くなる 落馬事故多く長期治療明け復帰後再び落馬も
(話題的に危ない組み合わせですが、後藤騎手関係ということでセットに)
ニュースの見出し見て、えぇぇ!と思わず大きな声が出ました。
後藤浩輝騎手は落馬事故が多い印象で、最近も長期治療明けで復帰したばかりでした。
-----引用 ここから-----
後藤騎手が復帰後初勝利!自作の拡声器で「ただいま」 2014年11月24日 13時15分
24日の東京5R(2歳新馬)で、今週から戦列復帰を果たした後藤浩輝騎手(40=美浦・フリー)がカボスチャン(牝2・牧)で勝利。4月27日の東京競馬で落馬負傷し戦列を離れて以来、うれしい復帰後の初勝利を飾った。
勝利後のウイナーズサークルでは大勢のファンに囲まれ、自作の拡声器を手に「ただいま!」と絶叫。3日連続で来場したという妻でタレントの麻利絵さん(35)、娘の珠々ちゃん(1歳7か月)とともに喜びを分かち合った。
http://www.tokyo-sports.co.jp/race/horse/337697/
-----引用 ここまで-----
後藤騎手は木刀事件もありましたけど、積極的な騎乗が好きでしたし、明るいキャラで楽しかったです。以下も後藤騎手らしいエピソードです。
-----引用 ここから-----
この日はファンのため、勝利後のウイナーズサークルで投げようと、自筆のサイン入りボールを100個持参したが、こちらは安全上等の理由で実現しなかった。
-----引用 ここまで-----
この復帰後、また怪我をされていました。
-----引用 ここから-----
後藤騎手がまた落馬、頸椎捻挫の診断 - 競馬ニュース : nikkansports.com
21日東京11RダイヤモンドSでリキサンステルスに騎乗した後藤浩輝騎手(40)が、2周目4コーナーで落馬した。
フェイムゲームの斜行で進路が狭くなり転倒(馬は右上腕骨粉砕骨折で安楽死処分)したもので、同騎手は救急車で診療所に搬送されたが、その後は歩いて検量室に戻った。頸椎(けいつい)捻挫の診断で12Rを乗り替わったが「大丈夫そうです」とコメント。
[2015年2月21日18時43分]
-----引用 ここまで-----
私も見ていて、本当ついていないなと思いましたし、また休養だと思って心配していました。
報道では「自殺」を強調しないようになどのWHOの勧告があり、タイトルでは外していましたが、後藤騎手は自殺して亡くなったそうです。
ですので、てっきり私は落馬では再び重傷だったのだと思っていました。
しかし、軽いもので翌日には騎乗されたそうです。また長期休養ということではありませんでした。
何を読んでも辛い話になりますが、以下のような記事も今読むとキツイ話です。私はステイゴールドの急死もショックを受けました。
-----引用 ここから-----
ステイゴールド急死に後藤騎手「思い出のレースは失格した京都大賞典」 2015年02月06日 16時00分
トップホースを数多く輩出してきた種牡馬ステイゴールド(21歳)が5日、けい養先の北海道日高町のブリーダーズスタリオンステーションで急死した。(略)美浦では現役時代5回騎乗した後藤浩輝騎手(40)が当時を振り返った。
「01年の京都大賞典で1位入線。この馬で初勝利となるはずが、ナリタトップロードを落馬させてしまい失格に。最悪の結果に終わった印象が強いです」と、まずは苦い思い出が口をついた。しかし、同時に「あの馬の本当の強さを感じたレースでもありました」。それは当時最強だったテイエムオペラオーに先着したからだという。「直線で左に寄っていったのですが、それは決してヨレた訳ではない。強い馬に立ち向かって、食らいつこうとする動きでした」
そういう独特の気性の持ち主だったので「ステイゴールドに乗る時はいつも“どうすればしっかり走らせられるだろう”と試行錯誤していました」。続けて「人間の油断や弱さを察知できるすごい馬。一瞬でもそれを悟られるとこっちの負け。レース中だけではなく、あの馬に乗っている間は常に気が張っていた。それだけにあの京都大賞典は失格になったとはいえ、ああいう(闘争心を表に出した)走りを見せてくれたのですから、ようやく自分のことを認めてくれたのかなと思いました。あの感覚を感じられたことは今でも自分の中で財産になっています」。
http://www.tokyo-sports.co.jp/race/horse/364373/
-----引用 ここまで-----
とにかくショックですとしか言いようがありません。