2015年10月05日

芝・ダート・障害、故障による死亡が多いのは障害って本当?

■2017/01/09 馬場と故障に関する話をまとめました
■2012/12/16 意外に障害による予後不良は少ない?平地の競走の方が故障だらけか?
■2015/10/15 【クイズ】芝・ダート・オールウェザーのうち、アメリカの競走馬が死亡する故障が一番多い馬場はどれ?■2017/01/09 馬場と故障に関する話をまとめました

■2015/10/15 【クイズ】芝・ダート・オールウェザーのうち、アメリカの競走馬が死亡する故障が一番多い馬場はどれ?

■2017/01/09 馬場と故障に関する話をまとめました

■2015/10/15 【クイズ】芝・ダート・オールウェザーのうち、アメリカの競走馬が死亡する故障が一番多い馬場はどれ?

 オールウェザーはすごく期待していて、日本でもできないだろうかと思っていました。しかし、だいぶ前から難点が伝えられ、現在は世界各地で衰退しています。
 以下は北アメリカのケースですが、私が世界各地として想定していた"5月半ばにはドバイのメイダン競馬場もダートに換装されることが発表されている"も載っていました。

-----引用 ここから-----
北米におけるオールウェザーの衰退

 莫大な費用をかけた実験は失敗に終わったようだ。(略)
 北米ではイリノイ州のアーリントンパーク競馬場やカナダのウッドバイン競馬場などまだ5つの競馬場にAWが残されているとはいえ、最盛期(2009 年)には38レースも開催されたG1が一気にゼロになるのだから大きな衰退。近い将来には米三冠もAWで行われるようになるのではないかといわれた時期もあったが、少なくとも北米においてはその時代はほぼ終焉を迎えたといって良さそうだ。

 Our Pleasure2014年7月号 Racing 360(秋山 響)より
-----引用 ここまで-----

 では、衰退理由は何でしょう? 秋山さんは以下の指摘をしていました。

(1)馬場管理の問題
 本来、馬場管理の容易さは、"AWの利点として考えられてい"ました。しかし、実際にはそうではありませんでした。
 特に酷かったのはカリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場。"降雨に排水が追いつかず、馬場が冠水して、なんと2007年末から2008 年にかけての短期間で11日間も競馬開催が中止になってしまった"とのこと。

(2)ダート主流の中でオールウェザーはリスク
 こちらでは、"本来、ダートに替わる馬場として導入されたAWだが、実際はダートとは似ても似つかぬもので、むしろ芝に近いとされている"と書かれていました。
 しかし、私はもともとオールウェザーは、芝寄りという認識でした。あれ?と思いましたが、導入当初はそうだったのかもしれませんね。ダートの盛んなアメリカで導入となると、確かに芝狙いは考えづらいです。
 なお、ドバイがやめた理由の一つにも、ダート向きではないために、アメリカの一流馬が来ないという問題があると読んだことがあります。

 ただ、オールウェザーには、私が認識していなかった大きな利点がありました。これはよく言われる日本の固い馬場批判を考えると、検討に値する競走馬に優しい馬場です。
 というか、この馬場批判は芝ですが、ダートの方が危険なんですね。知りませんでした。

【クイズの答え】ダート

-----引用 ここから-----
 そもそもAWが推進された大きな理由のひとつには、AWがダートよりも安全であるということがあり、実際、その安全性の高さは米ジョッキークラブによる5年に及ぶ調査でも裏付けられているのだ(1000 走あたりの死亡事故はダートが2.08件に対して、AWが1.22件。ちなみに芝は1.63 件)。
-----引用 ここまで-----

 しかし、現実問題として、安全性を理由に馬場が選ばれるということは、あまりなさそうです。
 また、考えてみると、同じダートコースでも競技場によって異なり、特にアメリカと日本ではかなり違います。日本には当てはめられないかもしてませんね。

■2012/12/16 意外に障害による予後不良は少ない?平地の競走の方が故障だらけか?
 ショウナンサンガ障害じゃないところで突然激突 最終コーナーを完全破壊で書いたショウナンサンガの掲示板で障害競走について揉めていました。

-----引用 ここから-----

[40] 無香料さん

かわいそ過ぎる。
障害いらね

2012年12月09日 11:20:38

[43] バージャラスヒルさん

無事でありますように。
≫障害いらね
って、意見が浅すぎ。
究極のスピード勝負の平地のほうが、馬のリスクはよっぽど高い。
複雑骨折して予後不良にされた馬をたくさん見てきた。

2012年12月09日 11:34:04

[44] 無香料さん

>>43

たくさんって
レース数で
データでてるの?
障害レースの事故が
1年に何レースあって
平場が何レースとか。

2012年12月09日 11:45:06

[46] 無香料さん

障害1レース除く
35レース。

そんなに、予後不良でてる???

2012年12月09日 11:53:33


[47] バージャラスヒルさん

じゃあ、いままでに障害で予後不良になった馬、一頭でもいいから挙げてみて。

2012年12月09日 11:58:26


[48] 無香料さん

最近、一番悲しかったのはクランエンブレム

2012年12月09日 12:15:20


[49] バージャラスヒルさん

確かにクランエンブレムは障害競馬中に故障したけど、障害飛越で故障したのではなく、芝コースに入って加速した矢先に故障したのです。
特にJRAの芝コースはリスクが高い。
こう言ってる間にも中山8R(ダート)で、アユミチャンが故障して、競走中止してしまいました。
大事に至らなければいいけど。
危険→やらなければいい
なんて、単純じゃないんです。それをいえば、競馬を楽しんでいる我々は何?
競走馬もジョッキーもそういうリスクを背負っていることを、肝に銘じて競馬に感謝して、楽しまなければいけないと思います。

2012年12月09日 13:54:54


[50] みんな頑張ってる!さん

傷害、初だったんですね。
沢山走って、頑張っていました。 お疲れ様。天国ではゆっくりしてね。

2012年12月09日 18:21:53


[52] 無香料さん

そーですよ。
彼は最後の飛越できなくて、
自ら、コース外れたんです。

今日だって、この仔落馬後
みんなと一緒に走ってたから
良かったと思ったらあんな事に・・・
 
何とかして賞金稼がなければ
引退して、乗馬になってしまうんだろうけど。

人馬無事にと言う思いは同じなんだろうけど、
各自、線を引く所がちがうのでしょう。

私は障害は、なくしてもらいたい。

2012年12月09日 20:39:49

http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2006100337
-----引用 ここまで-----

 ショウナンサンガ障害じゃないところで突然激突 最終コーナーを完全破壊で書いたように、ショウナンサンガは障害にぶつかったわけでなく、他の馬の先導を受けて走りながら内側のコーナーにぶつかっています。最後の障害は終えていたので、その先には一つも障害はありませんでした。
 「彼は最後の飛越できなくて、自ら、コース外れたんです」「賞金稼がなければ引退して、乗馬になってしまうんだろうけど」などよくわからないことも書いていて、混乱している様子が見受けられます。
 障害での事故の場合は平地と違って、競技ごと失くせという話が出ます。この方は障害によって亡くなった馬の名前を挙げられませんでしたが、2011年の中山グランドジャンプではメジロラフィキが障害に引っかかり即死しました。このときも同じように障害など失くしてしまえという声が上がりました。

 ところで、上であった飛越で故障より走っているときの故障が多いのでは?という指摘は、考えたことのなかった視点で驚きました。
 コメントで反論されているように障害レースは極端に少なくわかりづらいのですが、確かにそうなのかもしれません。
 先のメジロラフィキは悲惨で最大級にショッキングな事件でしたが、逆に言えばそれ以外には記憶に残っていません。これはかなり意外なことです。
 この問題に関する論文か何か出ていないものですかね?十分研究に値すると思うんですけど……。

posted by ウマシカ馬鹿 競馬ブログ at 15:03 | TrackBack(0) | 競馬全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。